人を騙すには、「完璧、完全なスキームや内容」がなくてはなりません。

調査や捜査をする人たちは、その内容が完璧完全なほど疑います。

現在、【 自己啓発、情報商材、マルチ商法 、運用商法】に参加していて

この記事を読み、「自分だけは違う、ここに書いてあることにあの人は当てはまらない」

と思った人にほど伝えたい。おおよそ伝わらないとも思っていますが諦めず。

いつの日か、「そういえば」と思ったとき、この記事を思い出していただければと思います。

「凄い！」内容ほど一度疑ってみる

自己啓発、情報商材、マルチ商法、霊感商法、資産運用商法

勧誘されなくても、興味がわいたら直接その人と会って話すのではなく

自分でその内容を調べることが大事です。

・時間とお金の自由を手に入れる

・一人ではない、一人ではできないことも仲間とならできる

・豪華贅沢・グローバル

・海外に頻繁に行っている

・世界初、世界最先端の情報

・こんな悲惨な状況から、ある出会いによって、あるキッカケで一変した凄い自分アピール

・世界中にこんな凄い人脈があります

・世界の著名人とのツーショット写真

・スピリチュアル

etc

確かに、夢は見られます。　憧れに拍車もかかります。

でも、こういった話を聞いて脳裏で思い描いているのは、

ほとんどが「現実的なイメージではなく白昼夢」であることも事実です。

「自己啓発・情報商材・マルチ商法を行っている人たち」に関するご相談は多く

「詐欺」にはならずとも、「悪質」「悪徳」であるケースが、ほとんどです。

「カラクリ」本音と建て前。　彼らは、パフォーマー。

豪華な自宅、贅沢な食事、頻繁な海外旅行、グローバルなビジネス、著名人との交流

本当でしょうか。

一般社会的には、こういった日常が本当の人も多くいます。

しかし、自己啓発、情報商材、マルチ商法、運用商法をしている人たちの多くに

カラクリがあります。　このカラクリは本気で追求すれば暴けます。

「自分を美化して正当化」それはスピリチュアルではない

タイトルの内容に、「スピリチュアル」が入っていたら、特に要注意です。

スピリチュアルを誤解している人が多いように思います。

偉そうに何を言っている？と思われるかもしれませんが

スピリチュアリストと称する世界的な人でも、違う方向へ向かっている人が多いように感じています。

人は、自分が見聞きしたり経験した範囲で理解しようとします。

理解の範囲を超えると、‟わからないからいいや”と放っておくこともありますが

‟理解できないとバカにされる”　‟人よりも劣っていると思われたくない”

というような自己否定が無意識に起こることも否めません。

「理解したい、理解できる自分になりたい、自分は理解できる」

と、無理に理解しようとする思いが生まれると

自分が理解できる理想の夢想の世界をつくりあげる傾向が生まれます。

その理想の夢想の世界を「スピリチュアル」という人たちが多くいます。

SNSの投稿、ストーリーで よくみかけます。

感謝という言葉を連呼したり、いかにも真理をわかっているような抽象的な内容の投稿です。

自己啓発、情報商材、マルチ商法には必ずと言っていいほど見られます。

それはスピリチュアルではなく、ただ自分を「美化」し「正当化」しているものです。

実体験で語っている投稿であっても、人に「凄い」と思わせる書き方をして

賛同者を集める。　ここにも集団心理は働くわけです。

世の中には、ご存じの方も多い「催眠療法」というしっかりした療法があります。

その手法を使い、マインドコントロール下におき、「自分の意思」とすり替える手法が使われることが多くあります。

オウム真理教をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

さわやかに声をかけ、信者が集まる場に連れていき、集団心理を利用して、

時に肉体関係にまで発展させ、密室でアレコレ吹き込み、外部と遮断させ、傾倒させる。

人には少なからず「教祖志向」「カリスマ志向」というものがあります。

幼少期の環境による経験から、大人になっても「教祖」「カリスマ」を強く求める人がいます。

「知らないうちに教祖、カリスマになっていた」ケースは、ゼロではありませんが

昨今では、あまり聞いたことがありません。

その舞台を自分で作るわけです。そこに、一人きて二人きてと三人になると舞台ができあがります。

「何事にも意味がある」は、論点をずらされている

むりやり結び付けることは危険です。　

あたかも全てに意味があるようなことを言われている人が多いのですが、

そこに意味があるかどうかはどうでも良いことです。

論点をずらされていることに気がついてほしいと思います。